ここあん便り

赤ちゃんと楽しむお芝居

アートの秋です。
赤ちゃんと一緒にご参加頂きたいイベントについて、少し熱く語ってみようかしら?

若駒ベイビーシアター
↑こちらをクリックして頂くと、私が代表を務めるNPO法人のページにいけますので、まずはそちらをじっくりご覧下さいね。
012歳のお子さんとご家族のためのオススメの舞台です。

これ、昨年暮れ(クリスマスでサンタの帽子被った私)の様子です。
大雪の鳥取市に泊まり込みで出かけて実施した「若駒ベビーシアター」と「ずっこけ狂言」の2ステージ×二日間は思い出深いな〜

出演者は女性二人(実はこのお二人、双子さんなの)、息もピッタリ〜
わらべうたと和楽器と、言葉のない芝居で「はる、なつ、あき、ふゆ」を表現します。

012歳のための舞台ですが、このとき、小学生の兄弟が後ろの方で一緒に観ていました。
そのお子さんのクスクス…声を潜めた笑い声に場の空気が一瞬で和みました。
本来、対象年齢外のお子さんは入場しない方が良いとされています。
私たち自身も、ずっとそう思っていたのです。
理由としては、012歳のほんわかした空気感を大事にしたい、特に4,5歳のお子さんたちは思ったことをそのまま大きな声で口に出すことがありますから、そうしたことが起きないようにという配慮からです。

ですが、012歳だけに限定することにこだわりすぎることで、かえってその空間が堅苦しい雰囲気になったりすることもあるわけだから、あまり堅苦しく考え過ぎず、その日、その場に集った人たちみんなで楽しみ合うことの方がずっと自然で豊かなように思いませんか?
ですから、あくまでも012歳の人を最優先にしつつも、3歳以上の人たちも一緒に楽しめたらな、と私自身考えるようになりました。


この時は大雪の中ということもあって、参加者が少なかったのですが、みなさんとても楽しんでおられました。
赤ちゃんたち、少しずつ前へ前へ這い出して、どこまで行くかなあ〜と皆で見守りながらの舞台、お母さんの方をふりかえりながらずんずん進んでいく赤ちゃんの様子がなんとも印象的でした。

実際に観たからこそ、オススメできる、イチオシの舞台。
是非もっと沢山の方に体験して欲しいと、今回県内3箇所での上演を企画したのです。

最終日、米子会場での上演後、「アートスタートフォーラム」も予定しています。
「アートスタート」事業は、私自身、NPOの活動とともに20年続けてきた思い入れの強い事業です。
その「アートスタート」について、演じる人(表現者)と鑑賞者、そしてそのような「場」を作る私たちのようなものたちが意見交換する機会、それが「アートスタートフォーラム」です。

堅苦しい会ではなく、それぞれの立場でざっくばらんに意見交換できたら良いなと考えています。
「赤ちゃんがお芝居を楽しむとどんな良いことがあるの?」
「赤ちゃんのためのお芝居に求められることってなあに?」
「家の子はぜんぜん興味なさそうにしていたけど、それで良いの?」

ぜひ皆さんも自分の目で見て、感じて、疑問をぶつけて下さいね。
まだ、席に余裕がございます。
参加申込みをお待ちしています。