ここあん便り

秋のわらべうた

ここ数日、ぐっと涼しくなってきました。
夏の疲れなのか、体調の優れない日が続いて、なにもかも嫌になっていましたが、ようやく頭に乗っかかっていた重石が外れ、やる気が蘇って来ました。

こうなると、わらべうたも欲張りに歌いたくなります♪
9月終わりのわらべうた”あぶぶ”、1歳児ふた組の親子さんと楽しみました。


[プログラム]
♪ おてぶし
♪ めのまどあけろ
♪ おはようよくきたね
♪ チンチロリン
(音の出るものを色々試しながら歌ってみました)
♪ 虫かご
(先月のわらべうた おさらい)
絵本 おつきさんこんばんは
♪ おつきさん こんばんは
(今月のわらべうた お月さんペープサートで)
♪ うさぎのもちつき
(うさぎのお人形を使って歌いました)
♪ おつきさん おつきさん
(お餅つきで使ったお手玉で)
絵本 どんぐりころちゃん
♪ どんぐりころちゃん
♪ とんぼとんぼ
(モールでつくったとんぼを使って)
♪ いもにんじん
(みなみじゅんこさんのパタパタ絵本を使って)
絵本 りんごです
♪ さよならあんころもち

1歳児さんはじっとしていられなくて動き回りますね。
特に今回は私の4番目の孫(片時もじっと出来ないぼうや)もいたことから、何かしら興味を持ってくれそうな小道具盛りだくさんで挑んでみました。
絵本も終わりにまとめて読むのが通常ですが、間に入れ込んで読むスタイルに。
結果、あちこち気をとられて動き回るけれど、予定していたわらべうたを歌えましたし、要所要所で注目してくれたのでヨシとしましょう。

動き回りたい年頃の人たちを、無理にじっとさせる必要はないと思っています。
ウロウロしながらでもちゃんと聞いていますし、わらべうたで遊んでいる大人の様子を感じていると思うから。

本来、5,6,組集ってうた遊びができると、そのうた遊びの空間にどっぷり入り込める感じがあって誰もがその空間の中に興味関心を注ぎやすいのですが、2,3組ではなかなかそれは難しく、「みんなで楽しめた」という感覚を得られないのをコロナ禍以後、もどかしく感じています。

昨日はふと、コロナ以前のあぶぶのことを懐かしく思い出しました。
わらべうた遊びの後、ティータイムがあったこと。
美味しいおやつをいただきながら、離乳食をたべさせたりお喋りしたり(ついでに自分のお昼も済ませたり)、時間の許す限りここあんでのんびり過ごせた懐かしい日々。
毎月1,2度、ここあんに通ってもらう中で、参加者同士、そして私自身も仲良くなれて、良い関係がつくれたことが今となっては奇跡のように感じられます。

そろそろ、おやつタイム、飲食を復活させてみようかな。
参加人数のことも含め、ここあんでもコロナとの新たな付き合い方を探ってみる必要がありそうだと感じています。