ここあん便り

迎え団子

今年は長老さまの初盆で、仏様をお迎えする準備をしながらイロイロと思いを巡らす。


13日朝、いつものように迎え団子の準備をする、
団子は茹で上げたら熱いうちにきな粉をまぶして食べるのが好きだけど、仏さんにお供えするのは冷ますだけ。
いつだったかテレビで人気のだんこ屋が「団子は冷水に浸けて数時間おく」と言っていたのを思い出し、今回はひとまずつけ置くことにした。


「お待たせしました〜、迎え団子です♪」

そういえば、長老様の作る団子は小判型だったような・・・。
「万里子さんの団子が美味しいけん、つくってごいて」
そう頼まれて、以後、我が家の迎え団子、送り団子は私の係りに。

あれは本心だったか、代変わりを促す一言だったのか…
その後徐々に、お寺のことなど一つ一つ引き継いで、気づけば自然に色々なことが身についていた。
共に暮らす中だからこそ出来たことなのかも知れない。


今年は一周忌を先日したこともあって、盆提灯や棚は早々と用意していて、何だかちょっと待ちくたびれた感があるなあ〜

夕方、迎え火を灯し、夫と二人、静かにお盆を迎えた。

お寺に灯ともしに出かける道すがら、元来運動不足の私は早々と息切れするありさま。
80近くなるまで、長老さまは自転車で(中野から渡まで)毎月墓参りをしていたことなど思い出し、体力をつけねばと反省。
暇が出来るとつい横に長くなろうとするズボラな私は思う、これは、長老さま90代の姿だなと。
働き者だった長老さまを見習わねば、と心で思うものの、結局は自分を甘やかしてソファーにごろん。

お盆初日、夫はかつての長老さまの部屋でゲーム、私はリビングでテレビ。
孫の襲来に備えて体力温存、と言い訳しつつ過ごす。

ピンポン!(来客?孫?)に慌ててマスクをつけ、それぞれの部屋から飛び出すふたり。