楽しみにしていた「木や通信」が届きました。
今号、私の中のイチオシ(誠に勝手ながら・・・)は、子どもと育ち研究所の宍戸さんの<におい>についての文章。
宍戸さんご本人の密かな元旦の楽しみ、それは1月1日の朝一番に起きて今に入って深呼吸すること、「お正月のにおい」目当てに。
・・・分かる分かる、ってひとりほくそ笑みました。
<におい>と子どもについて、深く考える機会をもらったようで、二度三度と繰り返し読んでいます。
文中で、赤ちゃんが頼りに出来る感覚は触覚と嗅覚だともいえると記しておられます。
日々視覚に頼り過ぎて暮らしている私たちも、赤ちゃんのようであったなら、何が自分を最も安心させるのかが分かるかも知れませんね。
息子が幼い頃「ブルーとんと」と呼んでいたスヌーピーの肌掛けふとん。あれさえあれば、というものがたいていどの子にもあったはず。それはまさに「触覚と臭覚」と通じて「安心」を与えるものなのでしょう。
宍戸さんの、「子どもの五感を意識し尊重することが子どもの育ちを支えること」というメッセージが心にすとんとおさまりました。
木や通信、ありがとう。