良質の大豆、米糀の手配を一手に引き受けてくれるありがたいお米屋さん「K米穀店」に、いつも甘えている私たち。
大豆2㎏ね!と言えば、毎年のレシピ通りに塩まで準備してくれる有り難いお方。
みそくり機(大豆をすりつぶす機械)、バット、もろぶた等々、必要な機材一式を合わせて貸しだしても下さるので本当に助かるの。
さて、味噌の仕込みのその後をレポート。
茹でた大豆を「みそくり機」で”えいさえいさ”とすりつぶし(この時は押さえ係、回し係、豆投入係と3名体制の力業)、塩きりした米糀と丁寧にまぜあわせます。
(両手がつぶした大豆でベタベタなので、写真は撮れない)
よく混ぜ合わせたら丸めて味噌玉を作ります。
味噌坪(かめ)を焼酎で拭いて、味噌玉を詰めていきます。
思いきり「えいやっ!」と投げつけながら入れます。(空気を抜くためです)
べちゃっとかめに張り付くように上手く投げつけられると「よしっ!」。
これを繰り返し、しっかり空気を抜きながら平に詰めていけば完成です。
最後には、秘伝の方法にて鏡の如く真っ平らに仕上げます。
誰もが美しい手前味噌の仕込みに大満足し、梅雨明けの再会を心待ちにしつつ瓶に和紙の蓋を被せます。
昔の人は、米や大豆はもちろん、糀も手作りしたのでしょう。
味噌の仕込みだけでふうふう言っている私たちは足元にも及びませんね。