先週から県内巡回中のアートスタート、今日で一区切り。
歌子さんの笑顔と歌声とにすっかり魅せられちゃったね。
そしてそして、相棒のF氏の子どもへの眼差しにすっかり意気投合(勝手に)。
私、ワークショップ付きの公演、あまり好きじゃなかったの。
せっかく良い雰囲気で本公演を終えたのに、その後のワークショップではしゃぎすぎたりすると、何だかもったいない(余韻が台無しになる)ような気がしてさ。
でもでも、今回のは違いました。
素敵なコンサートをより深く楽しむことができる、そんなひと時になっていました。
F氏が赤ちゃんの耳元でカリンバをポロンぽろんしたり、太鼓の響きをそ〜っと近づけたり、
余計なことや言葉は持ち込まないの。
小さな人たちに「どうですか?」って言葉でなく、目と心とで音を頼りに問うているような、そんな感じ。
公演後の昼食会に同席させてもらったとき、「アートスタートを通じて、親自身が子どものことを発見できるといいな」って話しをしたら、「うん、それが自分たちの仕事だと思う」って言って下さった。
嬉しいなあ〜、子どもへの向き合い方、アートスタートへの思い、それらを共有できるアーチストさんと出会えたとき、天にも昇る気持ちになる。
来年も又、お呼びできるといいなあ。