ここあん便り

久しぶりの「積み木遊び」

積み木遊び、色々作って遊ぶけど、最後はやっぱりこうなるよねえ〜。
「中に入りたい人!」って訊くと「は〜い!」って元気なお返事。
小さな人をまん中にして積み木でぐるぐる壁をつくっていきますが・・・。
積み上げられていくと不安になるらしいね。
途中で自力脱出、または助けを求めて救出?
結局、最後まで中に居座れたのは小学生のKちゃん。
さて、では積み木を抜いていきましょう。
「お兄ちゃんが見えた〜!!」
あっちこっちに小窓が開きます。
「それ、やばくない?」みんな恐る恐るやるのですが、
こわいもの知らずのAちゃん、何のためらいもなく積み木を抜いちゃうんだわ。
そして、お上手。
ところが・・・。
ガラガラガッチャーン!
壊れるときは、ホント一瞬なのよねえ。
びっくりして悲しくて大泣きのAちゃんでした。

壊れる。
それを恐れること。恐れながらも期待すること。期待しながらも恐れること。
そして、やがて恐れることも楽しみになり、作っては壊すことを繰り返しながら、創ることの喜びへとつながっていくのではないかしら。

息子たちはブロック遊びを中学生頃まで続けていたと思う。作ったら壊れないブロック。それなりに遊び込んでいたけれど、あの時、こんな積み木があったなら、どんなものをつくっていただろう、そんなことを思いながら、ここあんで子どもたちと過ごした。