毎年、小さなおもちゃ屋が欠かさず参加する寄付イベント、「とっとり世界子どもの日寄付キャンペーン」がまもなく終了。
11月後半から12月の、おもちゃが一番よく売れる時期にちょうど良く実施されるので、儲からないおもちゃ屋家業なれど、精一杯の応援をしようと、お買い上げ額の一部(5%)を子ども支援の団体に寄付してきました。
例年、チャイルドラインに寄付してきたけど、地元の団体にも支援したいと考えて、今年は寄付額を2団体に分けてみることに。
ところが、今年のおもちゃ屋は「クリスマスなのよね?」「サンタクロースのみなさ〜ん!!」と密かに声をかけるものの、ほぼおもちゃは動かず・・・。
クリスマス商戦、惨敗というのか、元々世の中のクリスマス商戦からは戦線離脱しているので仕方ないことではあるけれど、さすがに落ち込む。
クリスマス前、テレビのニュースでインタビューに答える母親の「ネットで調べて、少しでも安いところで買うようにしています」の声が、この時勢の全てを物語るなあ。
チャリチー期間を一足早く終えたここあん。
期間中の売り上げを集計すれば、予想通り、例年の半分にも達せず。
少ない寄付金を2団体に分けるから、手渡せる額はひと団体辺り例年の4分の一。
は〜、どんより。
昨日、5歳の孫娘二人がサンタさんにもらったと嬉しそうに抱えてきたのはプリキュアのおもちゃ。
二人揃ってサンタさんにお願いしたおもちゃをまじまじと眺め、これが今の流行だと教えられる。
やはりキャラクターおもちゃはよく売れたのだろうね〜
大きなため息をついた後、なんだか思い悩むのがバカバカしくなってきた。
世の中がどんなに変わっても、ここあんはここあん♪
安心・安全で、子どもにとって必要なおもちゃ、頼りになるおもちゃを提案し続けるだけ。
元々商売が成り立つことなど期待していないのだから、売り上げに一喜一憂しない!!
・・・と、自らに言いきかせる。
しょんぼりしたり、愚痴ったり、カラ元気出したりのクリスマス明け。
さあ、来年の予定でも立てて、気分上げていきましょう〜