5月で4歳になる孫は、夏にはお姉ちゃんになる(予定)。
この春、未満児保育園を卒園し、幼稚園年少組に入園した。
環境の変化を「ドキドキする?」と人に尋ねられる度「わくわく」と答える。
保育園時代のお友達が数名一緒なので、戸惑いつつも新たな環境を楽しもうとしているのかな?
1歳から保育園に通い続けた三年間。
片言のお喋りを始めた頃「オカーチャン シゴト」と聞き分けよく言いながら、帰宅したお母ちゃんにべったり、離れられなかったね。
お母ちゃんは早番、遅番のあるフルタイム勤務だったので、朝起きたときお母ちゃんがいないと「おかあちゃんがイイ!!」と大泣きしてお父ちゃんを困らせたこともあったんだ〜
3月末で仕事に一区切りのお母ちゃん、毎日お家にいます。
「おかあちゃん、おかあちゃん、抱っこして〜」
大きな甘えん坊お姉ちゃんです。
先日も家へ来て遊んでいましたが、おかあちゃんが羽織っているカーディガンのボタンを外してその中に入り、カーディガンで包んで欲しいとお腹にへばりついています。
「メーメー」赤ちゃん語で分からないことを呟く。
「チュピチュピ」今度は鳥の鳴き声?
「あ、分かった!卵の中の赤ちゃんでしょう?」
「たまごのなかで かくれんぼしてる あかちゃんはだあれ でて おいでよ〜」
(絵本「たまごのあかちゃん」の真似をして呼びかけてみると)
「で〜ないよ〜」(出たくないらしい)
おかあちゃんのお腹の上でもぞもぞしつつ「ちゃんと入りたい〜」だって。
そこで、おかあちゃんのお腹の上の大きなあかちゃんを綿毛布で包んでみた。
孫に「おかあちゃんのおなかの中にいた時のこと覚えてるの?」と聞くと、
「うん!」
「おかあちゃんをねえ、食べてたよ」(なるほど)
「走ってたよ、ぐるぐるしてた」(ふむふむ)
そこから、おなかの中ごっこが本格的に始まった。
30分以上おかあちゃんのお腹の周りで毛布にくるまり伸びたり、縮んだり・・・
「でるよ〜」と足をちょっと毛布から出したり、「でた!」と顔を出したり。
「わ〜っ!おおきな赤ちゃんが産まれた〜」というと、幸せそうに笑う。
とろけそうな笑顔を見つめながら、今、この人に必要なことなのねと思う。
これから、おかあちゃんのお腹がぐんぐん大きくなったら、どうするのかな?
それが分かっているからこその「おなかの中ごっこ」なのかしら?