いよいよ明日からKUさんの水彩画展「境水道絵巻展」が始まります。
そして同時に、古本(絵本・児童書・木のおもちゃ)の回収受け付けを開始します。
原発事故のことが途切れなく報道されています。そして避難所での生活も相変わらず改善されない(ライフラインの復旧など)ことが伝わります。
海外からも人や物が続々と届き、現地で不眠不休で働く人たちのご尽力にただただ感謝して、祈ることしかできません。
被災地の最前線の状況を知りたくてNPO人のWebを毎日チェックしています。
知ること。自ら知ろうとすることも大切な支援だと思うから。
さて、ここあんの被災地支援。
小規模でも末長〜く続けていこうと考えています。
今回の古本市を思いついたのには訳があるのです。
以前、子どもが大きくなったからと絵本を沢山頂いたことがあり(使わなくなったおもちゃとか要りませんかと言う声もちょいちょいありますし)絵本の回収・販売をここあんの運営費に使う仕組みを考え続けていました。(古物商とかの許可が要るんだけどね)
ここあんを私的な活動として続けて来たけれど、そろそろ事業として自立できるように運営を変えて行かなきゃと、特にこの四月からはアトリエABさんの作業場としてもここあんをお使い頂くことにもなっており、ここあんの使い方の構想を練っていたところだったのです。
その矢先に大災害が発生しました。
ここあんの自立は急ぐことでもなし、別の方法も考えられるので、古本の回収・販売という循環型の資金調達策をひとまず被災地支援にあてていくことに致しました。
使い終わったものを誰かに役立ててもらえるとうれしい。
欲しかったものをお手頃価格で入手できるのもうれしい。
うれしいだけでなく、困っている人を手助けできるのだとしたら、ちょっと幸せ。
古本(絵本)と一緒に”うれしい”も循環させていきたいよね。