ここあん便り

循環型の支援

4月1日〜10日はここあんへお出かけ下さい。
午後2時〜5時の間、KUさんの水彩画展・ミニカフェ・古本回収、やってま〜す。

東北関東大地震以後、被災者への支援の輪が広がっています。義援金、募金活動、応援メッセージ、物品提供・・・。
色々な形での支援が途切れることなく続いていくこと。今後少なくとも5年、いやもっと長く支援し続けなければならないだろうと思います。
義援金という形で被災した方々に義援金が直接手渡されることも必要ですし、被災地で今必要なもの、ことに対して支援を行うことも必要。しょう害を持った方々、子ども、高齢者など、社会的弱者に特化した支援や心のケア専門の支援も今後望まれるところですね。
特に今は、迅速に動ける災害支援のスペシャリスト的なNPOへの支援が有効ではないかと個人的には感じています。
ですから、寄付先を選ぶ、複数の寄付先に寄付をする、ということもまた重要なのでしょう。

すでにCANPANの震災支援窓口にささやかな寄付金を託しましたが、今後、私自身が最も支援したいのは震災孤児への支援と子どもたちの笑顔につながる支援です。
震災孤児の支援は「あしなが育英会」でしょうか。
そして子どもたちの笑顔につながる支援はユニセフかな。
もちろん他にも様々な取り組みはされているでしょうが、安心して託せる支援先としてこの二つを考えています。
そして、できることならここあんに来る人たちとともに支援を続けていきたいなあと思っているのです。

さて、そこで思いついたのが「循環型の支援」。
これなら無理なく続けていけそうじゃないですか。
使わなくなったものを提供し、それを必要な方が購入する。
そこで生まれた収益を被災地に届ける。
第1弾は「絵本・児童書・木のおもちゃ」の回収、そして古本市の開催です。
(第2弾は?と聞かれたらどうしましょう。第1弾の様子を見て考えます)
ここあんで、継続的にやっていけたらと考えています。
そして、この活動を通じて、寄付や支援のあり方の多様性を同時に伝えていけたらと思います。