ここあん便り

風、びゅ〜びゅ〜

風が”びゅ〜びゅ〜”唸っていますね。
まだ雪は降っていませんが、明日の天気予報は久々の吹雪マーク。
土曜日文庫を予定しているというのに、恨めしい天気予報です。
今回の寒波は太平洋側にも雪を降らせているらしい。
雪もどうかほどほどにと願っています。

さて、こちらでは、どんなに雪が積もっても宮沢賢治の「雪わたり」にあるような「かたゆき」にはなりません。(私が体験したことがないだけかも知れませんが)
先月届いたこどものとも社の月刊絵本「かたゆき」には、雪に閉ざされた雪国の子どもたちの雪国ならではでの冬の(雪の)楽しみ方がいきいきと描かれています。
「かたゆき」を知らない私も、沈みそうで沈まない足の感触を味わいながら、この絵本を楽しみました。
「かたゆきかんこ、しみゆきかんこ」と、賢治の世界にみた子どもたちの声がどこかから聞こえて来るようです。「雪わたり」を読み直してみなくてはと思っています。