昨日は「境港親と子どもの劇場」の皆さんとわらべうたや絵本、おもちゃで遊んで過ごしました。
毎月1回、劇場会員だけが参加できる会(お試し参加可能)にここあんを使ってもらっています。
ソーシャルディスタンスはばっちり(絵本、遠すぎ?)
私自身の子育てを振り返るとき、劇場の存在はとても大きい。何より有り難かったのは、かけがえのない仲間と出合えたこと。
(これは今なお、引き続き、実感していることでもあるが)
小さな人を真ん中にして地域のことや子どものことについて情報交換したり一緒に考えたりできる「場」としての劇場は、大切な心のよりどころでした。劇場があったから境港に愛着を感じられたように思います。
元々は、「米子こども劇場」に家族で通っていたのですが、生の舞台の楽しさを境港の子どもたちにも体験させてあげたいという思いがいつの頃からか芽生えはじめ、仲間と共に「境港親とこどもの劇場」を立ち上げたのは平成6年。ピーク時には400名を超える会員が在籍していましたが、時を経て、今は何とかその灯を守ろうとお母さんたち(運営委員さん)を中心に踏ん張っているといった状況。コロナ禍で今年は鑑賞例会を行わないと決まり、静かに、来期を待っています。
今、必要な情報はネットに溢れていて、遠くの人とも常にネットでつながれる。けれど、地域の住人として地域のこどもたちのことををつながりの中で考え続ける「リアルな場」が、やはり必要だと思う。
ここあんがそうした「場」でありたいと願うと同時に、劇場こそ、そうした人の集う「場」であってほしいと願う。
劇場の仲間になりませんか?
お子さんが小さくても、大人だけでも、どなたでも入会できます。境港の子どもたちの育ちを見つめ、支え、大人もこどもも共に喜び合える、育ち合える組織だと思っています。