ここあんがあって良かったなあ、と日々思います。
何よりも自分にとって、無くてはならない場所だから。
昨日は”とことこ”(金曜日コース)で、いつものようにわらべうたを歌って遊びました。
絵本をたっぷり読ませてもらい、お弁当を食べるお子さんたちと一緒におやつを頂き、(昨日はいもぼた)
お腹がいっぱいになったら、木のおもちゃやアナログゲームで遊びます。
お子さんたちの、思いがけない反応や表情、行動や言葉、キラッと光るその一瞬をお母さんたちと目撃できる幸せ。Sちゃんは、レースのベールを纏い、「お姫様」になって”とことこ”にやって来ました。何から、何まで、お姫様の一日でした。
子育ては大変な仕事です。誰からも評価されることはなく、対価を得られるようなこともありません。けれど、ふと、思いがけぬプレゼントをもたらします。自分の時間を全て犠牲にしているような気持ちで過ごしたことや誰かを恨んだりうらやましがったり、無力感に苛まれたり・・・、ところがあるとき、もやもやした気持ちを一瞬で吹き飛ばしてしまうような嬉しい瞬間をもたらしたりするのです。育てる者へのご褒美とでも言うのかしら?悩んだ分だけ喜びは大きく、親自身を確実に成長させてくれますね。
昨日は、参加者それぞれに感動する場面があって、そのことを実感しました。
話は変わってここあんに滞在中の知恵さんが、全く違和感なく「そこに居る」ことにも感動します。ここあんに来る人たち、ほぼ全員知恵さんを知っていて「お帰りなさい〜」「ただいま〜」と挨拶。知恵さんの居ないここあんはどんなだったかしら?と思うほど。「お昼ができましたよ〜」とお呼ばれする私。しばらくは、庵主さんを知恵さんに託そうかしら?
写真は全て知恵さんの撮影、「いつの間に?」とこれまたいつも驚かされます。