ここあん便り

心にとどめる

この時期、ここあんで出会ったお子さんたちひとりひとりの成長とこれまでのことを思い出す

”とことこ”を卒業する頃ともなると、わらべうたを確実に自分のものにしているのが分かる
私のすることをじっと見て、全く同じように遊ぶことができる
順番を待つ、仲間と譲り合うことも
長いお話をしっかり聴くことも
いつの間にか自然にできるようになっていくのだから、すごい

ねんねの頃から毎月一回、お母さんのお膝の上でわらべうた遊びと絵本の時間を楽しむうちに

いつしかごそごそ這い出し始め、やがて”とことこ”歩くようになる
わらべうた遊びの後に絵本を3冊読むことにしているけれど
最後まで集中し続けるのはとても難しいこと
2冊目あたりでみんなどこかへ行っちゃった〜ってことがあったり
おもちゃや絵本の収納場所(押し入れ)を早く開けてとせがんでみたり
「おやつ、おやつ〜」と大声で要求してみたり
それぞれに自己主張する姿と折り合いをつけながらの真剣勝負
ここあんに来てくれてありがとう
”とことこ”を卒業しても、時々はここあんに顔を見せて欲しいなあ
ここあんでは、写真など撮る習慣がないので
みんなの今の姿を忘れないように、しっかり心にとどめた