親であることの幸せ、喜びは、子が育ってしまった後でしみじみ感じるものかしら
今、サンタクロースのお手伝いをしながら思い出すのは
クリマスの夜、眠ってしまった子らの枕元に
そっとプレゼントを置く役目を
10数年させてもらえたことへの感謝
雪の降り積もった朝
隣の家の垣根から寝室の横の縁側へ
サンタの大きな足跡をつけてみたり
「どこかにプレゼントが隠されているはずだ」と
家中を捜索する息子らを余裕で眺めた夜のこと
願い通りのプレゼントを渡せない
ダメダメのサンタだったかも知れないが
贈り物を準備し、手紙を書く
サンタクロースのお役目を
させてもらえることがどんなに素敵なことか
今となっては感謝しかありません