ここあん便り

泣いたり、笑ったり
久しぶりの「土曜日文庫」は大賑わい
参加者、大人6名 小学生1名 幼児8名
[プログラム]
♪おてぶし
♪めのまどあけろ
♪ろうそくパッ!
絵本「へこぷっと」たれた
絵本「めがねこ」
♪いちべえさんが
♪ころころ(子守歌)
絵本「ワタナベさん」
絵本「ペレのあたらしいふく」
泣いたり、笑ったり、ケンカしたり・・・
子どもとの日常は、賑やかで思い通りにならなくて、本当に大変
ささいなことで大泣きしてしまうことや、機嫌を損ねてしまうことなど日常茶飯事
ひとり一人、子どもにはそれぞれの思いがある
その思いに周りの大人が応えてあげられるときもあれば、応えられないときもある
ここあんにいて、私自信、迷い悩むことが度々ある
どうしてあげるのが一番良かったのかなあ、と
けれど、たいていの場合、お母さん以外の人では役に立たない気がして任せてしまう
周りで大騒ぎすると、かえってこじれてしまうから
お子さんたちの毎日は、順調なことばかりじゃない
行ったり来たりを繰り返しながら気がつけばひと山越えている感じ
出来たことが出来なくなったり
大人びた様子を見せたかと思うと甘えん坊に戻ったり
だから
親は、少し俯瞰して、目の前の出来事を広い視野で問うてみることが大切
(子育て中、もっとも難しいことかも知れないが)
今、今、目の前で起きている事柄に囚われすぎないで、「まあ、こんなこともあるさ」とどっしり構えていていいよ、と思う
少なくともここあんでは、誰一人そのことを迷惑がったりしないから
たとえば、泣きたいだけ泣かないとおさまらない気持ちもあるのだろう
「泣いていいんだよ」
私もつい、何か気分を変えられないかと声を掛けてみるが、そういうときは大抵上手くいかない
そしていつもすごいなあ〜って感心するのが、まわりの小さな人たちの反応
みんな、だまって、見て見ぬふりでそのままを静かに見守っている
こどもって、寛容で忍耐強いひとたちなんだ
大人も見習わなくちゃいけないな
親にとって悩ましい子どもの態度は、無理にどうこうしようとせずに気持ちが落ち着くのを見守っておいて、夜寝る前にでも、そっと聞いてみるのがいいかしら?
「今日、一杯泣いちゃったね。泣きたくなって我慢できなかったんだね。どうして泣きたくなったのかお母さんに教えてくれるかな?」って
感情を表に出せるのは素晴らしいことだと私は思う
もちろん「我慢」できることも素晴らしいけれど
まずは、言葉にならない思いを出せること、
そしてそれを受け止めてくれる人がいるという安心感を持つことが出来たら
少しずつ気持ちの上手な納め方を身につけていくのじゃないかしら
泣いたり、笑ったり、怒ったり・・・
子どもたちの素直な感情表現を羨ましいとつくづく思う