1歳半のメイちゃん、大人が観ているテレビを近頃じっと見るようになった。
「3歳までは電子メディアは必要ありません!」
と人さまに言い続けているバアバだから、孫が来ているときは「はい、テレビ消しましょうね」と家族に促す。
とはいえ、観たい番組を我慢してまで「テレビなし」を強要したりはしない。
テレビのリモコンは「ジイジのだよ」と教えてあり、テレビを見ているのは主にジイジだったりするので、テレビ自体をジイジのものと思っているのかもしれない。
今のメイちゃんにとってテレビは「自分とは関わりのないもの」だけれど、アンパンマンなどを見せたならその場でじっと見続けてしまうだろうし、テレビをつけてとせがむようになるのかな。
フィギュアスケート(NHK杯)を目にしたメイちゃん、真似をしているつもりなのだろう、クルクル回ったり両手をあげたりして大人たちを笑わせる。
ニュースで大相撲の様子を初めて見たメイちゃん「あ〜、ポンポ(裸)!!ポンポ!」と大興奮。ニュースの話題が変わってしまったら「あん・・・(ポンポが見えなくなった)」と落胆。
テレビも楽しめる(主体的に)年頃になってきたのを実感する。
息子夫婦の様子を見る限り、意図的にテレビを見せるようなことは今のところなさそうだが、おそらく今後はメイちゃんのためのテレビ視聴の機会も増えていくことだろう。
どんなことでも、たった一度目にすると途端に覚えてしまうので、孫の前でいい加減なことはできないぞと常に用心しているのだが、とりわけテレビやケータイ(家の中の様々なデジタルデバイス)とどう向き合っているかを見られている(子どもに問われている)ことを、私たち大人は意識しなきゃならない。
メイちゃんの「メディアスタート」がいよいよ始まろうとしている。