ここあん便り

外遊びへのお誘い

先日ネットで、マンション上層階住まいのお子さん(都会)は「成績が伸びにくい」というような記事を目にして大いに頷いた。


やっぱりね〜、五感だ、五感が大事!
人は自然と切り離して生活してはいけないんだ。
ここあんでよく「気をつけてね、ここはバリア あり〜だからね」と私はいう。
小さな段差だらけでよちよち歩きの人は(まれにお母さんも)つまずく。
隙間だらけの古民家なので、外の音が直接響く。
車の通り過ぎる音、飛行機も、猫やカラスの鳴き声、小学生や近所のお年寄りの話し声・・・
小さな人たちはその度に「なに?」って顔をする。
暑いとき、クーラーなど効かない。
寒いとき、ストーブ焚いても隙間かぜだらけ。
家に居るのに外の気配は五感を刺激しまくる。
ここあんは室内だけど外を感じる、感じられる素敵な場所なんだ。
一方我が家はと言うと。
家はここあんとは違い、バリアフリーでオール電化で機密性が高くエアコンが良く効く。
その換わりに音はおろか外の世界と完全に遮断されているような暮らし。
大人にとっては快適だけど、子どもには快適じゃないらしい。
例えばめいちゃん(孫)は私の家に来ると、玄関の方を指さし「外へ行こう」とせがむ。
良いおもちゃもいっぱいある(笑)のに。
先日も夕方やってきて夕食までの時間を5,6回、相手を変えながらお散歩を繰り返した。
子どもはみんな外が好きだけど、外が面白いっていうだけじゃなくて、人間にとって外が心地よい場所だから、ただそこに居たいっていうことじゃないかなと孫を見ていてそう思う。
どんなに優れたおもちゃや絵本も、外(自然)にはかなわない。
外で過ごすこと、自然とふれあうことがごく当たり前に子どもの暮らしにあったら良いのだけど、それは大人の側が意識しないと実現しない。
子育て支援センターなど、お子さん連れで出かける先の多くが建物の中。
一昔前なら家から外へ出るための「公園デビュー」というのがあったけれど、今は「支援センターデビュー」でしょ。
さて、あれこれ書き連ねてしまったけれど、要は「お外遊び」に参加しませんか?っていうお誘い。
歩ける人は歩きましょう。
おんぶやだっこで参加するのも楽しいですよ。
いろんな「緑」を見て、触れて、聴いて、臭って、味わって(?)
大人も鈍りがちな五感に刺激を与えましょう。
9月のおとそ遊び 9月27日(木) 10時半〜お昼頃まで
参加希望の方は事前にお知らせ下さい。
午後は自由解放日。
外遊びに同行して下さるセレンさんがそのまま残って下さったら「みつろうクリームづくり」もお願いできるけれど、午後についてはまだ未確定。
ミツロウクリーム、又は虫除けスプレーのご要望がある方は早めにお声がけ下さいませね。
こちら↓は昨年の9月外遊びの報告。