先週、久しぶりに顔を見せてくれたこっちゃん(もうじき1歳5ヶ月)は、人見知りの泣きべそさんの面影はどこへやら、すっかりお姉さんの貫禄で、初めて会う人にも愛嬌を振りまく成長ぶり。
自分からとことこと近づいていき、ニコッ!
目が合えば更ににんまり〜。
親子三人で旅行に出かけた後のこと、「旅行ではじけた」というのかしら?
きっと親子で一緒に過ごした時間、安心と喜びの中、外の世界とたっぷりふれあって大きく成長したのかも知れませんね。
短い期間とはいえ、バカンスの効用でしょうか。
仕事が忙しく留守がちな息子(パパ)とずっと一緒に居られること、それはママにとって何より嬉しいことだったでしょう。
そうした幸せ感も、こっちゃんをぐんっと大きく成長させる鍵になったのかも知れません。
バカンス万歳!です。
こっちゃんよりひと月小さいめいちゃんもまた目を見張る成長ぶり。
この頃は「バーバ、バーバ・・・」と言いながら私を探すそぶりなど見せるので婆は感激!
分かってやれないことも多いけど、色々とおしゃべりします。
「コッコッ・・・」
「コッコ?にわとりさん?」
違いました。ビー玉を転がすおもちゃ(コロコロ)で遊びたいということでした。
おもちゃを近くに持ってきて「めいちゃん、コロコロしてごらん」と言うと、「コッ、コッ」と嬉しそう。
ここあんの時計がいきなり時を告げ、驚くめいちゃんに「時計だよ、カチコチ」と時計を見せてやると、「カッカッ・・・」と言いながら振り子に会わせて自分も身体を揺らします。
そうそう、「カチコチ、カチコッチン、お時計さん〜だね」と一緒に身体を「カチコチ、カチコチ」と左右に振って一時遊びました。
以後、時計が鳴る度にハッ!という顔をするので、時計の前に連れて行き、振り子を眺める婆と孫。
めいちゃんを見ていて気づいたのですが、子どもは驚きや感動、喜びといった感情とともに言葉を覚えていくようですね。
言葉を獲得するためには、繰り返し入力される音としての言葉の数(量)、それは語りかけや言葉かけの機会やタイミングを指しますが、それが重要だとばかり思っていた私の考えを少し変化させました。
たった一度であっても、その子ども自身の心に響く出来事と言葉であれば覚えてしまうこともあるんです。
すごい。
ちょっとこれは、アートスタートに通ずる感覚だなと思って、この現象を私なりに整理し、更に検証する必要性を感じています。
大人の在り方、関わり方次第で子どもの成長の仕方も変わるのですから周りの大人は責任重大。
そしてどんなことでもスポンジのように吸収してしまう幼子たち。
分かってはいたことですが、孫たちを通じ、あらためて乳幼児との関わり方を見つめ直しています。