新年初のわらべうたの会は、2歳以上のお子さん対象”とことこ”でした。
あいにく火曜日コースに変更される方が続出し、3歳のMちゃん、Mちゃん、そして付き添いの5歳のYくん計3名と大人3名での初わらべうたとなりました。
年の初めは「わらべうたカルタ」で遊びます。
カルタを並べ、わらべうたを歌い終わったらカルタを取る、というルールです。
えらいぞ、みんなちゃんと振り付きで歌います。
だるまさん、ズクボンジョ、などすぐ分かる歌を早く歌ってとねだられたりしながら楽しく遊びました。
そうそう、Mちゃんが狙っていたカルタを取り損ね大泣きする場面がありました。
またそれをクールに見ている同い年のMちゃん、面白いなあ。
泣きたいときは、周りがどんなになだめても本人の気持ちがおさまるのを待つしかないのでしょうね。
やがて気を取り直し、カルタ取りに復活したMちゃん、いっそうやる気をみなぎらせ最後までやり遂げました。
泣きじゃくるMちゃんをみて、”あぶぶ”の頃のMちゃんを思い出していました。
1歳頃だったと思います。
サービス精神豊富なMちゃん、欲のかけらもなくて、お友達に「どうぞ」をするのが大好きな女の子でした。
たとえ「いらない」と受け取りを拒まれても、「どうぞ」を繰り返し、だれかに受け取ってもらうのが嬉しいMちゃんでした。
子どもにとって、泣きたくなる出来事は日々あるでしょう。
悔しかったり、悲しかったり・・・、嬉しかったりもね。
その感情を大切にしたいものです。
子どものピュアな感情を美しいと思うと同時に、そうした感情を失っている自分に気づいて寂しく思いました。
カルタを頑張ったみなさんに、ご褒美をあげました。
(この日だけ特別です。火曜日には残念ながらもうありません。)
私もこの一年、だるまさんのように転びながらも起き上がってなんとか過ごしたいと思います。