ここあん便り

たかがオムツ、されどオムツ

昨日は「おむつなし育児の会」でした。

会の中で、イヤイヤ期をどう乗り越えるか、という相談がありました。
おむつなし育児にとりくむなかで、誰もが必ず経験することです。
ハイハイが出来るようになる頃から、おまるを嫌がったり、ささげるのを嫌がるようになります。
イヤイヤ期まっただ中の方は、一体どうしたらいいのかと悩むのですが、経験者の皆さんはと言うと・・・
「ああ、そういうときもあったけど、そのうち落ち着くから」と至って冷静。
悩んでいる最中は「いつまで続くのか」と益々悩みを深めてしまいがちだけど、過ぎ去ってしまうと、どうしてあんなに悩んでいたのかと自分でも不思議に思えてしまうってこと、良くありますよね。
今まで通りが上手くいかなくなったとき、それはお子さんが成長している証でもあるのです。
ですから、「おっ!そうきましたか」と大きく構えてしばらく様子をみることです。
子育てというのは、自分の思うとおりにはいかないもの。
「どうして?」と悩む必要はありません。
「では、これでどうだ」と新たな一手を繰り出してみたり、
「まあ、こんなときもあるさ」と気持ちを切り替えたり、
しばし、小休止するときがあっていいのです。
どんなこともほどほどに。
完璧を目指す必要などありません。
たかがオムツ。
されど、オムツ。
オムツを通じて色々なことが見えてきます。
おむつなし育児に集まってくるお母さんたちのゆったりとした雰囲気が何とも言えず私は好きです。