NPO法が施行されて間もない頃、行政の中でさえ、NPOという言葉はおろか「非営利」の概念を正しく認識できている人間は限られていた。
参加費を徴収する事業を「営利」とみなす時代のなんと長かったことか。
昨夜は元気フェスに刺激を受けたのか、昔のことを色々思い出してしまった。
NPO法ができ、「非営利組織」で働くことを職業として選べる時代が来るんだなと、喜び合ったあの頃。
「NPOカフェ」とか開催して、NPOを理解する人を増やそうとしたり、お金がないから「ファンドレイジングバザー」で資金集めをしたり。
その度に「NPOって言うのは・・・」「ファンドレイジングって言うのは・・・」と数え切れないくらい説明を繰り返した。
けれど今、時代は確実に変わった。
肝心なところでの共通理解はまだまだではあるが、社会にNPOが不可欠であることは認識された。
私自身、NPO法人という道を選択する前から非営利の活動に関わり続け、気づけば四半世紀[#IMAGE|S5#]
まさに、びっくりポン!だ。
時に、持ち上げられたり、突き落とされたり、人間不信に陥るような体験もさせてもらったけれど、どんな時も一人じゃなかったから続けて来られたのだろう。
随分打たれ強くはなったぞ。
そして、事の大小(規模)ではなく、たった一人のためにでも、力を注ぐことができる私たちの活動を私たち自身が誇りに思っているからこそ、続けてこられたと思う。
諦めの悪い質のくせに、色々と夢みたりして、果敢に挑戦してしまうが、思うとおりにできる事ってなかなかないね。
結局、私たちは私たちのやり方でしかやれないのだろう。
それで?
こども未来はどこへ向かっていきますか?
地道を続けるしかないでしょ。
新たな時代を切り開く、次代の人が現れるまでは・・・[#IMAGE|S13#]
情けないリーダーでホント、申し訳ないっす[#IMAGE|S40#]