誰もが働くことの出来る社会。
それは素晴らしいと思うけれど、
そもそもこの場合の「働く」とはどういうことなんだろうね。
私など、ほぼ「無償」の仕事ばかりやっているわけで、世の中的には「無職」「働いていない人」に分類される。
私の周りにはそういう人がいっぱいいて、働きに出ないで町内会の運営に関わったり近所の高齢者の世話をしたり、社会の中で必要だけど間に合っていない「隙間の仕事」で忙しい。
そしてまた、こうした目に見えない仕事をだまって担っている人があるからこそ人々は「稼ぎ」に出ることができるのではないだろうか。
ひとり一人に価値があり、ひとり一人に出来ること、存在の意味は異なっている。
それを認め合える社会づくりをめざした「一億総活躍」であってほしいなあ。
ここあん便り
一億総活躍って?