詩人・加島祥造氏が出演するテレビ番組放映を知り、視聴ス。
半ば不覚にもうたた寝。
S先生の薦めで同氏の「求めない」(小学館)を求めたのはいつだっただろう。
時折、思い出してはぺーじをめくる。
求めずに生きることなどできないけれど、
求めれば求めるほど、求めるものが遠ざかっていくような
そういうことって、あるものね。
今私は、たいへんに求めている。
何を?
何のために?
目先のことでなく、本当に求めなければならないものについて
少し、考えてみる。
ああ、やはり、求めることではない。
ものごとの本質を、きちんと伝えること。
それだけ。
そして、同時にすごいことに気づいた。
ほんの一時でも「求めない」心持ちに近づけただろうか。