9月の”あぶぶ”を終えて、ホッとひと息。
小さな人たちと、わらべうたを歌って絵本を読んですごす時間。
澄んだ瞳にしっかりと注目されるひとときは、私にとってかけがえのない瞬間です。
なんていうのかな。
大変エネルギーの要ることではあるけれど、心はたっぷり満たされます。
いつもこの時期、手にする絵本福音館書店「くだもの」は、子どもたちが大好きな絵本です。
「さあ どうぞ」のひと声で、絵本を見ていた子どもたちの顔は「いただきます」の表情になる。
例えば、絵の中からそっとブドウを一粒つまんで口もとへと向けると・・・、もぐもぐ、味わって幸せそうな笑顔を見せてくれる。
こどもとの関わりの中に、こんな幸せがあるんだからねえ。
ありがたや、ありがたや。