盆にキュウリの馬やナスの牛をつくって供えるのは全国的な風習だろうか?
私の実家では、馬や牛はつくらなかった。
小学生の頃、「夏の友」に描かれていた(写真だったかも)ものを見て、ナスの牛やキュウリの馬の存在を知ったように記憶している。
盆の迎え方、送り方は、それぞれの家庭で受け継いで来たものだ。
今なら、ネットで調べて完璧に準備できちゃうだろうけど、その家々独自の風習を守れたらそれが一番良いと思う。
私は、あまのじゃくな人間で、ブームに乗るのを好まない。
(結局、人とは随分遅れて、結局そのブームを試してみるのだけど・・・・)
例えば近年、恵方巻などというのが節分に食するものとしてスーパーなどで売り出されるが、「そんなこと、昔は(子どもの頃)しなかったのに・・・」とそっぽを向きたくなる。
盆の牛や馬についても、今ちょっと疑り深く思案中。
精霊馬と言われるそうだが、ご先祖さまが「キュウリの馬に乗ってはやくこちらへ来られるように、帰るときはゆっくりとナスの牛にお乗り下さい」といった意味があるとのこと。
ちなみに、我が家のおばあさんはナス(牛?)だけつくる。
来るときも帰るときも、牛に乗ってごゆっくり・・・と言うのが我が家流であろうか。