NPO法人こども未来ネットワークの事業「ゲームマスター養成講座&ゲーム体験会」を米子市にて開催しました。
アナログゲームの世界に、子どもたちを招き入れ、ゲーム遊びを通して様々な体験をしてもらうことを願い、案内人「ゲームマスター」を養成するための講座。
昨日は、8名のゲームマスターが誕生しました。
約一時間の座学を経て、お子さんたちとの実習、3時間の講座があっという間でした。
実は、実習前のゲームのレクチャーが十分に出来なかったので、実習大丈夫かな?と心配していたのですが、受講生の皆さんがとても素晴らしく、お子さんたちが「これやりたい!」と持ってくるゲームに対応、子どもの「やりたい」に寄り添いながら、自らも楽しんで終了時間まで休みなくゲーム遊びをリードする姿に、主催者として大きな手応えを感じました。
実習の「ゲームマスターと遊ぼう!」に参加してくれたのは、3歳~高校生まで(小さいお子さんは保護者同伴)幅広い年代の方たちでした。
なので講座受講生の対応力が問われることになりました。
理解力の異なる個性豊かなお子さんたち相手に、どうなるかしら?と少々不安を感じた私でしたが、そんな不安もどこへやら、あちらこちらで笑い声、「やった〜!」「もう一回!」の声が聴かれ、最高の実習になったと思います。
アナログゲームで遊ぶと、お子さんのことがよく分かるのです。
理解力、語彙力、コミュニケーション力、そして個性。
ゲーム遊びを通じ、そのお子さん自身が見えてきます。
はじめ、嫌々ながら付き合っている風の表情から真剣な眼差しへと変わるお子さん、
高校生は歓喜の雄叫び、
負けて悔し涙の子ども、
親子で真剣勝負、
知らないお友達といつしか笑い合う姿
一時間の間に、お子さんたちの心に生まれた様々な感情
それを目の当たりに出来るのが、ゲームマスターへのご褒美。
今回の事業、通常はNPOの本部(倉吉)から、ゲームを運び込むのですが、県西部のメンバーでの対応となったため、ここあんからゲームを持参しました。
長年使っているゲームも多々あり、使い込まれた感はあるもののの「作りがしっかりしていますね」「デザインも素敵」と受講者から褒めていただけて、それも嬉しかったですね。
NPOの事業時、ここあんの宣伝は控えているのですが、今回ばかりは「どこで買えますか?」の声に、「実はおもちゃ屋をやっていまして…」とここあんを宣伝。
ここあんで、受講生の皆さんとお会いできるかな〜、楽しみが増えました。