今年最初の”あぶぶ”、終わりました。
午前の部、終盤の絵本2冊目あたりからは一人、また一人とキッチン(おままごとの)又はワークスペース(PCのあるところ)へ脱走。
最後の「おしょうがつさんどんどこどん」を読み終える頃には、絵本の前には二組、その他の親子がここあんじゅうに広がってしまうという状況[#IMAGE|S8#]とほほ・・・。
そこで午後は絵本の順番を変えることに。
(まずまず成功[#IMAGE|S6#])
お終いに読む絵本をどう組み立てるかが結構難しい。
たった3冊。しかし、その順序や組み合わせで雰囲気は随分違ってくるものです。
そしてまた、相手は成長し続けているのですから[#IMAGE|S13#]
こういうとき、たとえ読み聞かせの最中に、一時絵本からお子さんの興味が離れたとしても、最後までしっかり伝え続けることだと、私は自分を励ましています。
案外違うことをしながら聴いていたり、最後の「さよならあんころもち」には必ず戻ってきて、ちゃんとお終いを実感できるようにしておけば良いのではないかと思うのです。
無理矢理じっとさせようとするのではなく、「ああ、そっちも気になったのね」と大らかな気持ちで認めつつ、徐々に読み聞かせの場を自ら楽しめるようになってくれたらいいなと願っています。
誰にでも、そういう時期があり、その後「あら、そういえば落ち着いてきた」と感じる時がやって来ます。
あぶぶにやって来るお子さんひとり一人、成長とともにその時が来て落ち着かない数ヶ月を過ごされますが、順々にまた落ち着きを取り戻します。
私はいつも、それを楽しみに待っています。
(もちろん、私自身がもっとレベルアップする必要を認識しつつですが・・・。)