三刀屋町。
以前は縁もゆかりもない町だったけど、今は不思議なご縁を感じる町。
「暮らしとアートとコノサキ計画」のプロジェクトも終盤となり、プロジェクトのことが一時も頭から離れない状況の中、三刀屋の小学校へメディアの講座に出かけた。(恐らく、他の町なら他の人に託すか断っていたと思う。)
小学生全校生徒と保護者との合同講座、90分。
保護者には言いたいことがいっぱいあるけれど、子どもたちにはね、そもそも責任ないし[#IMAGE|S25#]って思っているので、何をどう伝えるのがよいか悩ましいところ。
アナログゲームの紹介、絵本・わらべうたなど取り混ぜて、バラエティーに富んだ講座内容にしてみましたが、いかがだったかしら?
さて、三刀屋町と勝手ながらご縁を感じてしまったのは、6年程前の長崎旅行で訪れた永井隆記念館(こちらにも情報)がきっかけ。
永井隆という医師、父親としての姿に強く心を惹かれた。ちょうど長崎旅行への行きがけに、三刀屋の近くの小学校へ(今は統廃合でなくなっている)招かれて、メディア講座をさせてもらったこともあって、通って来た道の途中に、長崎で生涯を終えた永井博士の生家があったことに親近感をおぼえた。
その後、三刀屋の永井隆記念館にも二度、足を運んでいるが、今回はまた、偶然にも「おいたちの家」を発見。(小学校への行きがけに看板を見つけ、帰りに立ち寄ることができました。)
ここへ私を導いてくれたご縁に感謝するばかりです。
この地から、長崎への道のりはどうのようだったのかしらと若き日の永井先生のお姿を思い浮かべつつ、しばし足を止めました。