ここあん便り

8月6日のこと
毎年、8月6日の朝はテレビをつけっぱなしにしておく。
原爆投下と同じ時間に静かに黙祷し、その日の広島に思いを馳せる。
ああ、今年もまた、その日が来たんだな、・・・どう言ったら良いのだろう、上手く言葉に出来ないけれど、意識をちゃんとそこへ向けることが今生きている私たちの使命だと思っている。
決して過去のことではない。
ここあんにもこの日を忘れないための絵本がある。

こうして、絵本を通じて大切なことを伝えられるって、すごいなと改めて思う。
先日、テレビで「この世界の片隅に」を初めて観ることができた。
いい映画だった。
けれどやはり、絵本の方がもっと身近に感じられる。
幾度も、そして自分のペースでその世界を味わうことができる。
そうだ、今日は行く先々で「8がつ6にちのこと」を読むことにしよう。
出会った人はおよそ5分、私の絵本に付き合ってね。