ここあん便り

5月の土曜日文庫

今月、唯一のイベントとなった「土曜日文庫」、常連さん達と和やかに絵本、わらべうたを楽しみました。


今月は「くわずにょうぼう」を読むぞ!と心に決めていて、それ以外の絵本を参加するお子さん達に選んでもらいました。
S田さんちの姉妹が選んだのは、偶然にも色にちなんだ絵本でした。

きくちちき 作 「ともだちいろ」
きたやまようこ 作 「へえーすごいんだね」

N君にも絵本を選ぶようにすすめてみましたが、彼は近頃あまのじゃく年令のよう。
大人の提案には、ひとまず「NO!」の意思表示?
面白い〜

さて、♪よもぎじょうぶをやるために「くわずにょうぼう」を読んでみると…
いつのまにか、全員お母さんの膝、或いは背中にくっついてる〜
(どうやら、怖いようです)
けれど、最後まで集中して聞いてくれました。

先日、この本は5年生の朝読(トトロタイム)でも読んだのです。
「菖蒲のお風呂に入ったことある?」と聞いてみると3名くらいが手を挙げてくれました。
菖蒲湯を準備するご家庭は減っているようですね。

私は子どもの頃、菖蒲湯があまり好きでは無かったなあ。
「あ、あのクサいやつ」と思っていて、お風呂に入れる意味を考えもしなかった。
振り返ると、子どもにはよく分からないけど、大人たちが時期時期に忙しい日常の中にも機を逃さず取り入れていた風習が沢山あって、子どもはそのことをいちいち疑問に思ったりしなかったのかも。

孫たちと過ごしていると、いつも「なんで?」「どうして?」と日々問われることが多いけど、子どもの頃、大人に何か言われて「なんで?」「どうして?」って言っていたただろうか?
大人の言うこと、することには理解できないことが沢山あったけど、なんとなく「そうするもの」、やがて分かるときが来るんだ、って思っていたような気がする。
違うかな。

昔話には、はっきりと説明できないことが沢山ある。
「なんで?」
「なんでだろうね」
その時は理解できなかったことが、やがて腑に落ちる瞬間を待つ、というのも良いものですよね。

来月も、土曜日文庫は予定しようと思っています。