ここあん便り

4月の土曜日文庫

参加者数:大人5名 小学生3名 乳幼児4名
[プログラム]
おてぶし
めのまどあけろ
ろうそくパッ!
絵本「そうっと そうっと さわってみたの」ちいさなかがくのとも
絵本「こやぎがむしゃむしゃ」こどものとも012
♪つくしはつんつん
♪たけのこめだした
絵本「きみたちきょうからともだちだ」長谷川義文
絵本「あさえとちいさいいもうと」筒井頼子・林明子(福音館)
♪ろうそくふっ!
♪さよならあんころもち

林明子さんの絵本、あかちゃん絵本はよく読みますが、文庫でストーリーのある林作品を読んだのは始めてかも。
絵の力を感じます。あさえの心の動きが、周りの景色からも伝わります。子どもの頃みた風景、子どもにしか見えない景色がそこにあって、ハッとしました。
絵本のこちら側で、こどもたちが絵本の中のいなくなったあやちゃんを案じ、あさえの気持ちを思い、息をのむようにしているのが分かります。
あやちゃんを見つけ、絵本を閉じたとき、「よかった」とつぶやく子どもたち。
私も読みながら、本当にドキドキし、最後に心底ホッとしました。

林明子さんと言えば、012歳向け絵本「ひよこさん」(こどものとも012・2012年3月)は、ここあん最近のイチオシでございます。
子どもたちの気に入り方が半端ではありません。
子どもたちは、この絵本のどこに(なにに)惹きつけられるのでしょう。
私自身も表紙を見ただけで「あ!」って心奪われちゃったんですが。

「今日は短かった〜、もっと絵本読みたい(読んで欲しい)」という人や、「なんか読みたい(読んであげたい)」という人。「あそびた〜い」と言う人。
文庫の後、絵本を読んでもらい、読んであげて(子ども同士で)、その内寒いのに外で遊ぶと言い出して、手も足もつめたくなっても尚別れがたく、楽しそうに遊び続けているのでした。

来月は5月18日(土)。参加希望者は事前に参加表明お願い致します。