私と夫は趣味や嗜好がおよそ異なる夫婦です。
ものごとの考え方も随分違っていて、だからこそ互いに暴走しないで立ち止まって考えることができているのかなと思います。
私は自分の方が日々夫に合わせて暮らしていると思っていますが、夫の方も同じように思っているのかも知れません。
ケンカらしいケンカはしたことがない。
まあ「いいふうふ」なんじゃないかしらね。

近頃気づいたのは、男性の方がロマンチストよね、ってこと。
「ええ〜っ！そんなこと考えていたの？」ってビックリ[#IMAGE|S5#]することがちょいちょいあるんだわ。
おそらく多くのおばさんたちがそうだと思うけど、夫を含め男性に特別な期待などしなくなっています。
だから日常は超現実的な世界であって、何かしら夢見る場合は日常とは切り離して考えます。
ところがどうやら男性は違うらしい。

さあて、と[#IMAGE|S13#]
還暦を過ぎた初老男子のロマンチックにどこまで付き合えるかしら。
いそいそと愛車P車を手入れして助手席に案内してくれるけど、あなた様が酔いしれるエンジン音、地を這うような低い車体と迫力ある乗り心地、どれもできれば遠慮したいと初老女子は思っているのだよ。

「いいふうふ」に必要なのはやはり「忍耐力」だろうな、と納得した11月22日。