肌寒い一日でした。
「おむつなし育児の会」には7組の親子さんが参加して下さいました。
ホーローおまるを囲むように輪になって、先月からこの一ヶ月間の報告などをし合いました。
ねんねの赤ちゃんだった人たちが、みな上手にお座りできるようになっています。
中には早々とハイハイする赤ちゃんもいて、本当にその成長の早さに驚くばかりです。
参加しているお母さん達は、「オムツを洗ったりたたんだりするのが楽しい」と言います。
「布オムツを使っていると、ウンチやオシッコが愛おしい」とも言います。
もちろん、おまるでの排泄が成功してオムツを汚す回数が少ないと、それはまた何より嬉しいことなのでしょうが、赤ちゃんの排泄に関わる一連の行為は、おっぱいをふくませるのと同じく、母親らしい、どことなく誇らしい仕事なのではないかしら。
汚れた紙おしめを捨てるだけのオムツ換えとは、随分違うように思います。
「暖かくなって、オシッコの間隔が随分空くようになった」とか「おしっこをためる(がまん)ことができるようになった」など、お子さんの身体の変化に気づいてあげられることも、おむつなし育児の実践のたまものです。
おしゃべりしながら、お子さんをおまるに座らせたり、ささげたりをごく自然に皆さんがしている様子を、頼もしく思いつつ眺めていました。
おむつなし育児は、おむつを使わない育児ではありません。紙おしめを否定するわけでもありません。
「赤ちゃんにとって気持ちの良い排泄とは?」を考える親の会なのではないかと、私は理解しています。
いつからでも考えはじめること、実践してみることができます。
実践してみて気づくことは、実践しなければ気づかないままのことばかりです。
おむつなし育児の会に集うお母さん達の、お子さんの排泄へのごく自然な向き合い方は、母親の貫禄さえ漂わせています。
若いおか〜ちゃんたちもなかなかやるなって、思わずニンマリする私です。