ここあん便り

電気の自給発電

自給自足の生活をしつつ、その暮らし方を伝えようとcafeを開いている「いちまいのおさら」にお邪魔した。
生活に必要な電気までも自給しているという暮らしぶりを実際に見せて頂こうと、キャンドルナイトの仲間と共に。
元気の良いニワトリたち(遅めの朝ご飯に群がっているところ)
cafe施設も手作り。室内のテーブルや椅子、かまどなども全て自作であろう。
自ら設置したソーラーパネルで電気を自給しているが、必要に応じて電力会社からの電気も利用。
発電量や蓄電量などなどが一目瞭然(おばさんには理解不能[#IMAGE|S8#])な電気管理パネル?
酷暑の中での調理。野菜のグリルは熱々を、サラダにメロンのシャーベットはひんやり。
冷製スープ、手打ち麺のトマトパスタ等々、お話ししながら手際のよいサービス。
デザートは?「いただきま〜す!」
「産みたての卵をとってきてつくりますね」[#IMAGE|S5#]
熱々のワッフルに冷たい桃のコンポート、オーガニックのコーヒー・紅茶。
何もかもが、ごく自然にするするとお腹に納まっていく。
「ごちそうさまでした[#IMAGE|S12#]」

決して無理をしない。
けれど自らの暮らしに揺るぎないものがあり、しなやかだけどぶれない強さを感じたなあ。
「若いのにしっかりと考えて生活していてすごいわ。」感心しきりのおばさん4人衆でした。
今年度、全労済の助成金を受けることになり、キャンドルナイト20回目の事業を通じて色々と学びを深めている。
この冬はどんなイベントにしようか、仲間と共に考えていこう。

16年前、新築を機に屋根上設置した我が家の太陽光発電。
そして、夜間利用の電気温水器設置をはじめとしたオール電化住宅。
東日本大震災以後、原発推進に荷担しているような後ろめたさがぬぐいきれずにいたが、やはりそうなんだねと確信した。

本当の意味での「エネルギーの自給」について、私こそ考えなきゃならない。