ここあん便り

長老様誕生日

昨日(6日)は長老様満95歳の誕生日でした。

日曜日に息子や孫(ひ孫)たちを呼んでささやかなお祝い会をしました。
夫が「誕生日おめでとう!何歳になって?」と問うと
長老様「長生きしたもんだ、九十・・・二だか、三だか・・・、二、かいな」
夫「95歳、数えなら96歳だがん」
長老様「え?なんだって〜え!」
夫「満95歳!」
長老様「あいきょ!そげにな〜らかいな」と下をペロリ
この日、お熱を出して参加できなかった孫一名。
昨日午後にやって来て(胃腸炎はほぼ回復したものの保育園お休み中でばーばのお預かり)
結果的に長老様には、お誕生日をどっぷりひ孫と過ごすという幸せない一日となりました。
物忘れは着実に進行していますが、ひ孫効果で活力倍増、生きる意欲に繋がっているのを実感します。
1歳10ヵ月と1歳9ヵ月の二人の孫たち、色んなことをしゃべりますが本人の思うことがなかなか伝わらない場面も多いです。
そんな時、長老様は「あ〜、違う違う、そっちのが欲しいって言っちょうがな」とか「ほら、はやこと抱いてごせってだがな」など、子どもの言葉を的確に代弁できたりするのです。
孫たちが何かの弾みに痛い思いや怖い思いをしてべそをかくと、一緒に涙を流して「痛かったなあ〜」「怖かったなあ〜」と心を寄せる長老様。
孫たちもそれをよく分かっているようで、その存在をいつも確認します。
なにしろ長老様は、孫のすること、なにからなにまで一時も目を離すことなく見守り続けますからね。
どんなときも振り向けば自分を見ていてくれる、気持ちを理解してくれる、そう感じているのだなと思います。
ワタナベ家の嫁は代々長生きのようで、初代おすてばあさんは90歳、2代目いわよさんは97歳、と長寿を全う。
3代目の長老様、いわよさんを超えてどこまでも長寿記録を伸ばせそうな予感がします。