ここあん便り

赤ちゃん観察

孫のお守り、と称して日々赤ちゃんを観察しています。

生後まもなくは目を開いていても、とろんとろんとさまようような眼差しでしたが、1週間目あたりから徐々に視線がはっきりとしはじめ、2週間経った頃にはしっかりと目が合うようになりました。
「目交い(まなかい)」ですね。
しっかりと目を開けて、起きていられる時間が長くなりました。
その分、甘えるように泣く時間も増え、誰かがだっこしないと大騒ぎになるので、だっこの手は何人あっても足りないくらいです。
これを一人で何とかしよう(実際に一人で頑張っていらっしゃる方も多いのでしょうが)など、無理なことだと改めて感じました。
昨日の朝、みんながバタバタと忙しそうにしていると、こっちゃん(孫)もぐずり始め、抱き上げると黙るのですが、大人しく眠ったなあと思いそっと寝かせるとすぐ又ぐずる・・・を幾度か繰り返している内に全くもって機嫌を悪くして結局大騒ぎ。
仕事をするのを諦めて「こっちゃんと遊ぼうかなあ〜」と、あの手この手でご機嫌取りするわらべうたばあさん。
機嫌が直ったところで、膝の上に正面抱きして顔をしっかりと見つめると、ほんとに、しっかりと目が合うのを感じました。
そこで実験。
「ベロ出し」をやってみました。
大人が「べ〜」っと、舌を出してみせるのです。
ゆっくりと、幾度も繰り返して(大まじめで)やってみます。
口をすぼめて注目していたこっちゃん、しばらくすると、かわいい舌をペロッ、ペロッっと出すではありませんか。
すごい!!
これを、偶然と捉えることもできますが、わらべうたばあさんはこっちゃんの自主的な反応であると確信しています。
こんなに面白い毎日はありません。
どんなに忙しくても、赤ちゃんを見つめる時間を最優先させようと密かに心に決めるわらべうたばあさんです。