ここあん便り

自由開放日

本日(27日)、そして木曜日(29日)は自由開放日です。
お昼12時〜14時は留守にしますが、それ以外はここあんにおりますよ〜。

人知れず、新しいおもちゃが増えていること、お気づきでしょうか?

「出したり、入れたり」が大好きな人たちにぴったり、そして乗り物好きが目を輝かせること間違いなし。

ブックスタートが広まって以来、赤ちゃんに絵本を!という考え方が常識となりました。
そして本当に赤ちゃんが絵本を主体的に楽しむ様子は、ここあんでいつも目にしています。

では「おもちゃ」はどうでしょう?
よいおもちゃは、絵本以上に小さな人たちに有益だと私は考えています。
まず見ることができ、手で触れることができ、味わう(笑)ことができます。
自らの思い(考え)を行動に表し、確かめることが出来ます。
(この辺りのことは「木や」さんに教わったことがほとんどですが)
子どもにとっての「できる・わかる」がどれほど大事で、そもそも子どもの日常とは、それの繰り返しであること。
このことを私たちは認識しておかねばならないし、そうした日常に寄り添うことが大人の役割であることを、「良いおもちゃ」によって教えられたと思っています。
そう、おもちゃは「良いおもちゃ」でなくてはなりません。
少なくとも乳幼児期は。

ここあんに置いているおもちゃは、自信を持っておすすめできる優れものばかりです。
小さな人たちのパートナーになりうる、頼もしいおもちゃたちです。
残念ながら、日本製のものは今のところごくわずか[#IMAGE|S2#]
耐久性、安全性はもとより、子どもの成長発達を支えるという視点で、歴史あるヨーロッパのおもちゃが一番でしょうか。
親から子、そして孫へと世代を超えて受け継がれるおもちゃ。
そう考えると、その価格にも納得できますね。

モノを持たない、増やさない、スッキリとした暮らしを好む若い方も多いと聞きます。
絵本は図書館で借り、おもちゃ遊びは支援センターで。
そうした暮らしの中でも、お気に入りの絵本、一生モノのおもちゃを我が子のために求めることも大切なことではないかと思うのです。
絵本の文化、おもちゃの文化は、それを求めてくれる人がいてこそ続いていくのですもの。

お知らせのつもりが、ついつい長くなってしまいました。

この際、「ここあん絵本カフェ」みたいに「ここあんおもちゃカフェ」も始めてみようか。
おもちゃのこと、知りたい人、いるかしらねえ〜。