地域の小学校で朝読ボランティアをしています。
息子達がお世話になったS小学校に、月1回出かけて10分間の読み聞かせ。
今月、来月は2年生の担当です。
今月が神在月ですし、日本の昔話「びんぼうかみさま」を選びました。
年の瀬の話でもあるので、来月も同じ本でいけそう。
さて、実際に読んでみて、やはり昔話は良いな〜と思いました。
季節や風習など、実感を伴って読むこと、聴くことが出来ます。
わらべうたと同じで、言葉や情景がすんなりと身体に入っていくように思います。
読み終わったとき、これまで聴いたことないのに何故だか「面白かった?」って聴いてしまった。
みんながうんうんと頷いたり「面白かった」と言ってくれて、中には「銅の神様はどうなったんだ?」と聞くお子さんも居て(銅の神様だと思って捕まえたのが貧乏神様だったということで)、お話の成り行きを考えながら聞いていたんだなと感心。
さて、3学期からは、孫の通うA小にも行かせてもらうことになりました。
A小は月に2回ボランティアとして入る予定ですので、また少し忙しくなりそうです。
NPOのことやおもちゃ屋のことで日々忙しいのになぜボランティアを引き受けるのか、自分でも不思議ですが、きっと楽しい時間だからでしょう。
絵本を読み終わると、「ありがとうございました」と子どもたちがお礼のご挨拶をしてくれるけど、私はいつも「こちらこそ、ありがとう〜」と返すのです。
毎回、20数名の子どもたちが一心に私と絵本を見つめる10分。
お話に耳を傾けてくれる10分。
なんだかその時間がとても貴重に思えて、子どもたちの方こそ、私のためにボランティアしてくれているんじゃないかと思えてしまうから。
今日もおばあさんの話を聞いてくれてありがとう。
そう思いながら小学校に通う私です。