おもちゃ屋の一角に絵本(販売)コーナーがあります。
私の好みで仕入れる本ばかりなので、お客様が購入して下さる時、いつも「あ〜、売れちゃった」ってちょっと残念な気持ちになる自分が我ながらおかしい。
わらべうた関連の絵本などを中心に揃えるようにしています。
来月おもちゃ屋の出張販売(中止になっちゃった)用にミニブックなども仕入れてみました。
新しい本を発注するとき、ここあんの土曜日文庫やわらべうたの後で読む絵本、支援センターでのボランティアの時紹介したい絵本…など、お子さんの顔を思い浮かべながら、「これ、あの子が好きそう」「あの子たちにぜったい受ける」「ああ、この世界観はお母さんたちに伝えたい」など、実際に読むときの反応を予想します。それが本当に楽しい。
けれど今、頼んでおいた絵本をみなさんの前で読み聞かせる機会を失ってしまい、寂しい限りです。
絵本の整理をしながら、青空文庫でも開催できるようになったら、とつぶやいてみたり。
それでも私には絵本を一緒に楽しんでくれる孫がいます。ありがたいことだなあ。孫たちに読んでやりたくて「こんとあき」をひとり読み返したら、じーん、涙がポロリ。ああ、絵本って、本当に素晴らしい〜