ここあん便り

節目

ここあんを開いたのは2007年秋。
ということは今年の秋で満5周年。
そうか、そうよね〜、ここあん通いして下さるお母さんたち、二人目、三人目のお子さん連れが主流になっていますもんね。

五年、節目の年です。

今までは、自分にできる範囲で、できることを、と思って気ままにやってきたけれど、
五年という歳月は、もしかすると私が思う以上にここあんを成長させたみたいです。
ひとりで背負ってゆくには少々荷が重く感じられ、それは体力的なことでなく、「責任」という徐々に膨らんでくる荷物の存在に気づいたからに他ならないのですが。

「社会的責任」。世の中に必要と認められ、その任を自ら果たしていくこと。
それは、NPO人的立場で言えばとても誇らしく、嬉しいことであるのですが、一方で「ここあんくらいは気ままにやろうよ」という一人のおばさん的発言も耳の底に響いてきたりもして、「行こか戻ろか・・・」と思案しているのも正直なところです。

どういう形であれ、これからもここあんという場所を維持し続けることについてはゆるぎないものがある。そのことだけは分かっています。
ではどう進んでいくのか。
そのことを今、考えるときなのでしょう。
考えましょう。そして、ここからは、今まで以上に周りの方たちを頼りにしていかねばならないこと、それを意識しなくてはと思っています。