ここあん便り

残された時間

長年かけ続けてきた「げきじょう年金」(団体年金共済)をいよいよ受け取る年齢が近づき、受け取り方法を申請しなさいと通知が来た。

以前Kちゃんが「いつまで生きるか分からないし、元気でやりたいことのあるうちにもらったほうがいい」と5年コースを選んだと話していたことを思い出した。
「残された時間」を意識し始めたのは40代半ばだったが、現実味のない机上の空論のようなものでしかなかった。
けれど今、限りある時間が想像以上に速いスピードで過ぎ去ることを実感している。
そしてその「時間」を自分の思う通りに使える「時間」は更に短いのだということも。
何をするにも10年前の1.5倍は時間を要するようになっており、独りよがり、思い込みよる失敗は増えるばかり。
困ったなあ〜
残された時間のカウントダウンはすでに始まっているのだよね。
あれこれ考えていたら、受け取り金を5年、10年などと言っていないで、全額解約してやりたいことのためにつぎ込むのもアリではないか、という考えまで浮かんできた。
申請手続きの締め切り日まで、私の混乱に似た妄想は続く模様。