ここあん便り

暮らしの中に♩わらべうた♫を

「わらべうたを覚えるにはどうしたらいいですか?」

とよく聞かれる。
「いっぱい歌うしかない〜」
と答える。
CD を聴くっていうのも近道の一つではあるけれど、
声に出して歌ってこその「わらべうた」だと思う。
「子どもは言葉をからだで覚える」
霊長類研究者の本のタイトルにあったなあ〜
小さな人たちは親の膝の上で、体に触れられながら繰り返される言葉を「耳」というより「からだ」で覚えていくということだろう。
保育園児などは、初めてのわらべうたを3回で完璧に覚えてしまうけれど、覚えようなんて思ってなくて、からだで遊んで楽しんでいるうちに自然と覚えてしまうんだろうね。
子どもたちの内から溢れ出るエネルギーが歌になったのがわらべうた、と考えると、子どもがすぐ覚えてしまうのも頷けるね。
だから大人も、歌を覚えようと意識せずに、「楽しもう」「遊ぼう」って心持ちでいたらいいんだ。
そうそう、「お外でわらべうた」はまさに「からだで楽しむわらべうた」体験だね。
きっと、知らぬ間にわらべうたを覚えてしまうよ。

お外あそびの助っ人セレンさん主催のプログラム、「わらべ歌遠足」、オススメです。

私も行きたいくらいだが、お仕事(アートスタート公演)にて断念。