ここあん便り

旅立ちの時

三月のあぶぶ、連続二日(計四回)は少々体力を要しました。
なので連日こたつでうたた寝という有様でした。

初日には、とことこに参加し損ねたNちゃんが弟Tちゃんの付き添い参加で大活躍。
最初から最後まで、私の隣でわらべうたスタッフをほぼ完璧にこなしてくれました。
参加者ひとり一人の名前を呼んで、「良い子良い子」と頭をなでなでし、おてぶし、ずくぼんじょ・・・わらべうたもバッチリでした。
あぶぶに通っていた小さな人が、可愛いお姉さんに成長したことを改めて実感できてとても嬉しかった。

あぶぶを今日で卒業するKちゃん。
お帰りの時、帰りたくないという意思表示。
「こんなこと初めてですよね」とお母さん二人驚いて、あの手この手で靴を履くように促してみる。
ここあんに来月はもう来られないことを分かっていて、名残惜しそうにしてくれているようで、何だか切なくもあり、Kちゃんがいじらしい。
最後に抱きしめた小さな身体の重みを、忘れないようにします。

春は、小さな人たちとの別れの時でもあります。
これからぐんぐん大きくなっていく人たちの、大切な時期に関わせていただけたことに心から感謝します。
みんな、みんな、大好きですよ。