この頃ずっと、ひとり口ずさんでいる歌がある。
劇場の設立5周年の記念につくった「応援歌 ”さあ手をつなごう”」。
ピアニストで作曲家、津軽三味線奏者でもある久保比呂誌さんと出会ったばかりの頃に無理なお願いをして曲をつくってもらい、送られてきたテープに詩をつけた。
阪神淡路大震災の被災者でもある久保さん(こもれび日記)とは、それ以後ずっとお付き合いが続いている。
ご自身の被災経験から生まれた「再会」は私が最も好きな曲の一つ。
こうして思い出して口ずさむのは、被災経験のある久保さんが作って下さった曲だからかしら。
被災地の皆さんに届くといいな。
♪さあ 手をつなごうよ
恥ずかしがらず 勇気を出して 君の近くに
さあ 手をつなごうよ
もう一人の君と
何も 怖くない どんな暗闇でも
つないだその手 決して離さないでね
一人じゃない ずっと一緒だよ
一人じゃない 心の扉 もう開けたから
♪さあ 手をつなごうよ
嵐の夜は 心のランプ そっと灯して
さあ 手をつなごうよ
ゆめを探す旅
明日が見える その笑顔の向こうに
勇気のメダル ひとつふたつ 増えていく
一人じゃない ずっと 一緒だよ
一人じゃない 心の扉 もう開けたから
(ちなみにこの曲、手話もつけてもらっていて総会の時手話付きで歌ったのよねえ)