ただ漠然とだけれど「土の家」に興味があって(ずいぶん前から)ネットで偶然見つけたのが「プランターコテージ」
わらべうたの知恵さんもここでわらべうたを歌っていたりして、今となってはどっちを先に見つけたんだったか分からないけど、ここでのわらべうたの会にいつか参加したいと願っていた。
その後、アーティスト滞在型の事業に取り組むことになり、それも短期間で企画を提案しなくてはならない事情もあったことからネット上でただ眺めていた人(知恵さん)に声を掛けるという大胆な行動を経て・・・今に繋がっている。
そう、知恵さんを通じてプランターコテッジのこと、運営するK夫妻のことも、ぐっと身近に感じられるようになった。
私が知恵さんに声を掛けたのはプランターコテッジを閉めることが決まった頃だったそうだ。
活動場所を失うことになったことも鳥取での長期滞在を後押ししてくれたのかも知れない。
その後、プランターコテッジは取り壊され、私が訊ねることは叶わぬ夢で終わった。
前置きが長くなったけど、実は私の憧れは未だに続いているのだ。
プランターコテッジを閉じたK夫妻は長野で新たな生活を始められ、マゼコゼを運営している。
そしてマゼコゼにはロケットストーブがある。
ここあんの土間につくったらどんなにいいだろう・・・。
土の家は無理でも、土のかまど、土で覆ったロケットストーブなら持てるかも、と憧れ続けていたのだ。
とは言え、自分でそれを維持管理する力はないし、時間に追われてバタバタしているようでは火と安全に付き合うこともできないだろうと自分に言い聞かせ断念。
それでもやはり、土で覆われたロケットストーブの上で調理をすることに憧れ続けている。
さて、ここからが本題。
その、憧れ続けている土の家やロケットストーブを作った方がこの度こちらに来られることになった。
数あるプログラムの中、ワークショップ「土のかまどづくり」の講師として長野から小池雅久さんが来て下さる。
夢のよう。
もちろん行きたい!・・・なれど、ワークショップに、「私、大丈夫?」って気持ちもあるのよね。
土などこねたこともないし、力仕事には自信ないし・・・。
非力なおばあさんが参加して良いものかどうかと悩む。
あ〜、誰か〜、こういうこと好きな人居ないかなあ〜
ここあんの裏庭に土のかまどを一緒に作ってくれる人、居ませんか〜?
大きな声でこう叫びたい。
憧れが現実になるかも、というこの事態に私、少々戸惑っています。