ここあん便り

意のままにならぬこと

台風が過ぎ去り、やれやれ一安心。
ば〜ちゃんが「まあほんに、台風にはくたびれたな」と今朝つぶやいていたけれど、確かにそう、何もしないのに疲れたね。
外へ出るわけにもならぬ一日を、ただただぼんやり過ごしてしまった。
仕事をしようにも、何だか手に着かないし、本を読もうと思ってもどこか落ち着かなくて文字が頭の中に入ってこない。
結局テレビをつけて台風情報を繰り返し観るばかりの一日になっちゃった。

それにしても、今年は年明けからずっと私たちは自然の底知れぬ力に翻弄され続けているように思う。
次から次へとすさまじいエネルギーを見せつける自然、その自然の前で人間がどれだけ無力かを思い知らされるけど、同時に人間のしなやかさやひたむきな強さに励まされもする。

決して思い通りにならないのは自然ばかりではないけれど、それはきっと意味のあることなんだろうね。