私はだいたい”あまのじゃく”な人間なので、人の話を素直に聴けない。
話を聞く前に、信頼できる相手かどうかを見定めるような所があって、講演会などもよっぽどでないと気も足も向かないことの方が多い。
では何を持って信頼に値するかどうかを見極めるのか、だが。
ずばり、第六感。
ネットの中など、あらゆる情報が日々流れてくるけれど、そこから自分にとって有益な情報を選び取るときも第六感は大活躍。
時々失敗もありますが、その失敗はまた第六感をさらに鍛える材料となるわけです。
さて、そんな私が第六感を用いなくても耳を傾けたくなる人もあって、それは、ごく限られた信頼できる友人、知人がすすめる人物。
間違いない、という安心感がそこには存在するのです。
人の話をちゃんと聞くには、心を開いていないとね。
魂というか、心の奥底にまでちゃんと入って来ない。
表面的な記号化された文字としての言葉でなく、温度や表情を伴った言葉、そうしたものを受け取ったとき、心底「分かる・分かった」ってなる。
心に届く話を、受け取ることができたとき、疲れはない。
ヨロコビややる気につながる元気の素をチャージできたのがわかる。
ああ、良い一日だった、と。
裏返して、私はそんな話が出来ているだろうか?
我が身を振り返ると暗闇に落っこちそうだから、やめておこ。