ここあん便り

小さな挑戦者

めいちゃん(孫 2歳7ヶ月)

去年ジイジに買ってもらったジャングルジムが最近のお気に入り

一番高いところに上って「みて〜!」と
手を離して見せたりするので、ジジババはハラハラしっぱなし
色んな事をやってみる(挑戦?)ので、落ちそうになったり、足を滑らせたりする
今のところ大きな怪我はしてないが、そのうち惨事が起きるのではと、皆がヒヤヒヤしつつ見守っている
危なっかしくて、すぐに支えられるように近くに居ると、「あっち行って!」と強気
落ちそうになって手を出したりしたら…助けは不要とばかりに怒って泣く
先日もジャングルジムについている滑り台を上から駆け下りようとして
「危ないよ!」と注意したそのすぐ後
わざとまた駆け下りようとして尻餅をつき大泣き
「ほらね、痛かったでしょ」と助けに行くと
「ちがう!」と痛いくせに、思い通りに出来なかったことが悔しくてオンオン泣く
「めいちゃんが危ないことしかたらでしょ〜」など言おうものならもう大変
首を振って断固抗議!
「なにがいけんかったかなあ?めいちゃんが危ないことしかたらじゃない?」
「ちがう!」
「ちがうの?それじゃあ…何が悪かったかな〜?もしかして滑り台がが悪かった?」
うん、と首を縦に振る
一同「え?」
「近頃、負けん気が出てきたみたいで」とお母ちゃん
確かに小さな挑戦者は何でも自分でやってみたい、いけないと言われれば尚やりたい
やってみると、出来るはず…が失敗する
失敗すれば、悔しい
いつまでも甘えん坊だと思っていたけれど
悔しがって自分自身に怒っている姿はなかなか立派じゃないか
小さな挑戦者のこれからに、どう付き合っていくのが良いかしら
「転ばぬ先の杖」にならずにいられるかどうか、悩ましい〜